【では?爆発物は何か】
これが具体的に想定できなかったので反論も出来なかったが
ある時たどり着いた。
始めに考えたのは地中で爆発するにも?爆発って燃えること
酸素があるのかということだ。地中深くに。
水があれば?酸素が震源地点でももたらされる可能性がある。
だけど考え辛い。地中なので空気は無い。
仮に地震が爆発だとしたら?TNT火薬の換算でも膨大な量だ。
それだけの爆破力の何が地中にあるというのだ。あり得ない。
仮にあったところで?肝心の酸素がないじゃないか。
天然ガス?あり得る。だけど酸素は?
石油の油層が丸ごと爆発してるぐらいなら?大震災クラスの
爆発でも考えられるけど?だから酸素は?
日本では地震が多い。石油層は逆にない。
そんな日本で石油のような爆発物が地中にあるというのか?
そんな日本だからこそある出来そこないの石油?なりかけ
の天然ガス?だから酸素は?
僕の知りうる限り一番手ごわい反論者は僕だ。
僕は自身に論理検証を受けて通過している。かかってこい。
たどり着いた。化薬だ。
酸素がない環境中でも爆発する。
その着想はテロリストの爆弾だった。汚点のように感じる。
マニュキュアを等を原料にして薬局で買えるようなもので
爆薬を作ってるのだというのに興味を持ち思いついた。
酸素が必要でない。化学反応で大爆発する爆弾だったのだ。
TNT火薬は流石の性能で比類する爆弾はなかなかないもの。
だけどテロリストはそれを作っていたのだ。
自身には、そんな爆弾の知識はないのは仕方がないが
それにしてもテロリストにヒントをもらったことになるの
かもしれないと思うと今まで着想は一度も言わないでいた。
酸素の問題は棚上げできる。
それにしても何だ?何が起きている。それも地中深くでだ。
そんな毎日で科学オタク、雑学知識オタクの僕は見つけた。
硫黄だ。
SO、硫酸だ。同じものと思えない。
硫黄はマッチの原料、火薬の原料。うん?
あ、硫酸は火薬になる。あれれ?
地震と火山は同じものだって確信があった。何故だだよね。
爆発しないで、ずぶずぶっと熔けた場合がマグマっていう
仮定があった。
その共通のものが浮かび上がったのだ。硫黄。
温泉と言えば硫黄。火山と言えば?硫黄。
なんで硫黄なんだよ?硫黄がどうするっていうのだ?
ぼんやりしてる時に硫黄の性質に行き会った。
硫黄は九百度で周辺のから脱水する性質がある。
あ、出た。H2O、酸素だ。
それも乾いた岩石から水を絞るんじゃなくて
酸素と水素を別々に奪いとっているらしい?----------[ちなみに、僕は水素の還元をして、
その水素が酸素を還元してるんじゃないかと
ぼんやり考えてる。どちらかだと思う。実験で検証したい。]
ああ、見つかった。これだ。
地中でなら九百度は圧力下でもっと低い温度だろう。
ああ、地震前の電離層変化はこの際の発電だ。
酸素と水素が爆発量に匹敵する化薬量が合成される
ぐらい大量に結合して水になる。
その発電量は水素燃料電池に換算しても膨大な量だ。
事前に地球規模で電離層変化が起きる。
しかもそれは事前だ。
地震や噴火の規模が大きいのなら今の観測技術でも
発見可能だ。
それから規模に応じた期間で地震が起きる。
やはり地電流は科学だった。
硫黄がトリガーだ。
地中深くでは海洋堆積物がベルトコンベアのように
日本列島の下に送り込まれている。
それは炭素、生命の痕跡を大量に含んだ水和物だ。
脱水し水と共に硫黄がある。
硝酸塩化合物が出来てるのは容易に想像がつく。
酸素が大気環境として必要でない塩化薬なはずだ。
ああ、全部が整合する。説明できる。
温泉が滾々と湧き出るのも間欠泉も合点が出来る。
ケミカルな反応なのだ。
それは時計だ?一定程度に繰り返す。温泉もだが
地震もそうだ。周期的になる。
想定できる。推測が出来る。
今までよりももっと、ずっと、正確に。
水和物の成分の割合と埋没量だ。
圧力とその地域の地中温度分布と成分割合だ。
地震の後の火山の活性化、同じ仕組みでの硫黄が
トリガーで振動量なのだ。連動は当然だ。
全くの独自理論で突飛と言っていいだろう。
だけど僕こそが正解だ。僕は地震を解明した。
こういうのを!『科学の』学説というのだよ?
跳ねたり割れたりする地震学者諸君。
かかってこい。負ける気がしない。