関空浸水の事情
先日、神戸に台風が上陸して
関空が高潮被害にあいました。
これからは大丈夫なんでしょうか?
もちろん同じ高さの高潮には
同じ被害を繰り返します。
こんどこそ船はぶつけたりはしないでしょう。
今度そんなことになりそうなら
自ら沈んでください。
もちろんやらないだろうと思って言ってますが
それぐらいでもいいんじゃないですか?
それぐらいの迷惑を社会にかけた。
関空は全く対策をしてなかったのではありません。
だけど警告を舐めてたよな?
もう少し真剣に考えてくれてたら、そう想います。
関空が主にとった対策はこんな感じです。
防波堤を嵩上げして高くしたのです。
だけど空港は飛行機が低空で降りてきて
着陸するところです。
そこの周りに防波堤なら壁で囲うようなものです。
少し高度を低くしすぎた飛行機が壁に激突って
ギャグや冗談ではないんです。
だから壁で囲う空港だなんて
構想の始めから、設計から間違ってます。
だけど現実、壁で囲ってたのは
沈下してたからです。
用心はしたんです。
ポートピアアイランドは完璧に設計された地盤で
どんな高層建築も可能だって言われてました。
それが沈下し始めたのです。
それで広く警告されて埋め立て地は特徴があり
地震でも激しく揺れるし液状化も沈下もする。
だから現在では想定内だって言うけれど?
当時は海の上に作った空港は周辺騒音も海
いいことばっかりだって。想定されてなかった。
だから今回、防波堤を作った。
今なら沈下が想定される分を高く積み上げて
地盤を高くして防波堤の高さにしたなら
防波堤が無くても同じことなんだ。
だけど現実、空港は低い。だから防波堤だ。
建物は途中からの指摘でパーツを挟んで
対応は出来てる。でも本気の対応でなかった。
実は科学?では想定外だったんだ沈下。
御用建築学者の何時ものアノ建設大丈夫を
途中から政治的に押し切ったんだ。
だから温暖化を本格的に迎える関空は
これからもチョイチョイ浸水する。
だけど正しく怖がればいいんだ。
地震津波と違って超えて来るってのは
正確に計算が出来るんです。
取るべき対策
そんなにチョイチョイ同じことがあるんなら
堪ったものじゃない。どうするんだ。
そうです、その対策が肝心なのです。
計算が出来る。
今回の台風は955hp
月の張力での満潮時まで数時間。
海水温度で海水の膨張率が変わります。
夏場の熱い時の近海周辺温度。
厳密には高気圧の度合いもあるのですが除外
それから温暖化による海水面全体の高まり。
これが想定以上だったのではないかと
今回の場合は懸念されてます。
そうであったならこれからの温暖化による
海面上昇の想定は何割り増しかになります。
低気圧が吸い上げて
持ち上げて高くなった水の塊を
時速何十㎞で動く台風が連れて来るので
その分は水の塊でやって来る津波と
同じ質の波がプラスされて押し寄せてきます。
それら合計は明確に推測が出来るのです。
今の台風24号は915hp
今回の台風より40cm高く波を上げます。
気温は下がって水温は同じぐらいか
だからこれが満潮時に近くなってる時に来たなら
前回より40cm浸水します。
全部は防げないと考えるべきです。
それが九州を周って力を発散して弱まり
周辺にやって来るときのhpが955hpと比べ
どうなんだって?海水面は?速度は?
それで想定できるのです。
ダメな時は作業者と作業車両を退避させて
飛行機を振り分けて滑走路に残さない。
水に漬からない地下室。水が入って来るなら
ポンプアップが出来る装置、電源。
地下室に止水ドア。
高所に緊急用発電機。
水が入ってくるほどの想定はしなかった。
電源は重いから屋上に置くのも簡単でないからと
簡単にあきらめて?それで?
台風当日は誕生周年のお祭り準備してたんだろ?
対策は取りました万全です。って?
なんか怒らせたんじゃないの?
これならチョイチョイ来るから
事前対応して国際便も航空機の連携空港への配置も
台風予測の一定程度で想定して割り振って。
今度こそ緊急で停電しないで、携帯電波も飛ばして。
フードエリアの営業も維持して。
危なそうなときは関連2空港で連携して。
国際線も貨物でも振り分けを受け入れて。
チョイチョイな?
今度こそ、確実にシステムに組んでくれ。